天才ピアニスト小林愛美の両親の職業や家はお金持ち?二宮裕子との出会いとは!?

5年に1度開かれるショパン国際ピアノコンクールで、2015年の17回大会で日本人で唯一のファイナリストとなった小林愛美さん。

前回の大会では日本人が一人も残って無いのを考えると、実力的にも今一番注目を浴びてる女性ピアニストだと思います!

今日は、そんな天才と呼ばれてる小林愛美さんや両親の職業、彼女を育てた師匠の二宮裕子さんについて紹介していきます!

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小林愛美ってどんな人?

小林愛美

プロフィール

生年月日 1995年9月23日
出身地  山口県宇部市生まれ
身長   149cm

現在、東京都/フィラデルフィア在住。

経歴 

三歳からピアノを習い始め、7歳でオーケストラと共演。

8歳より二宮裕子に師事。
9歳で国際デビュー。
山口県よりメダル栄光の文化賞を3度受賞。
第5回福田靖子賞。

受賞歴

2001~2004までピティナピアノコンペティション全国決勝大会に出場(最年少記録)
2004年 ピティナピアノコンペティションJr.G級(16歳以下)で金賞を受賞。
2005年 全日本学生音楽コンクール小学生部門で全国優勝。
2009年 アジア太平洋国際ショパンピアノコンクール(韓国)でJr部門優勝。
2011年 ショパン国際コンクールin Asia、コンチェルトで金賞を受賞。
2012年  ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールのヤングアーティスト部門で3位入賞。
2013年 9月より、米国カーティス音楽院に留学。マンチェ・リュウ氏に師事
2015年 第17回ショパン国際ピアノ・コンクール 決勝進出

この経歴を見ると、とてつもない神童ぶりを発揮していますね!

そして、3歳くらいからピアノをやる人は世の中にゴマンといるでしょうけど、わずか4年足らずでオーケストラと共演できるくらいに成長する人はそうそう居ないと思います。

さらに、その後の活躍もちょっと異常なまでの成長で主要なピアノコンクールは全て金賞を受賞しています!

ここまでくればもう自分で「天才」と言っても誰も文句は言わないレベルです!

しかし、ここまでのレベルになれたのは努力の賜物ではありますが、やはり優れた師匠と巡り会えたからでは無いでしょうか。

小林愛美さんは、8歳より音楽家の二宮裕子さんに師事しているのですが、この時期に優れた指導者に出会えた事が、大きなプラスに働いてるように思います!

そんな優れた指導者である、音楽家の二宮裕子さんとどうやって師事関係を結ぶ事になったのでしょうか?

音楽家二宮裕子との出会いは?

二宮裕子さんは、桐朋学園高校音楽科卒業後、フルブライト留学生としてニュヨークのジュリアード音楽院に学び、6年間ベヴエリッジ・ウェブスター氏に師事しています。

経歴

第29回日本音楽コンクール 第1位
アスペン音楽祭ビアノ・コンクール 第1位
エオリアン・ピアノ・コンクール  第1位

ジュリアード音楽院在学中にコネティカット Art Clud賞、MerryDrig賞、ロックフェラー財団特別賞など数々の受賞歴もあります!

こうして見ると、やはり師匠の二宮裕子さんも相当な実力者だと言うのが分かります!

しばらく海外で活躍された後、1975年l0月に帰国して全国各地でのリサイタル及びNHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団(小澤征爾指揮)、群馬交響楽団などと協演しています。

また、音楽家としての豊富な活動経験はもちろん、私生活では社長夫人としても国内外に幅広い分野の方々との交流を持つ文化人でもあります。

そして、二宮裕子さんはお母さんもお祖母さんもピアニストだったので、まさにピアニストになる為に生まれてきたような人です!

さらに日本、アメリカ、ヨーロッパなど、多くの国際ピアノコンクールの審査を務めると言う、まさに日本を代表する音楽家の一人です!

出会いのきっかけは関本昌平さん

そんなすごい音楽家の二宮裕子さんと小林愛実さんはどうやって出会ったのでしょう?

きっかけは、ピアニストの関本昌平さんです!

小林愛実さんがピアニストである関本昌平さんの演奏に憧れて、「関本昌平さんが指導を受けてる同じ先生に習ってみたい」と、母親を通じて二宮裕子さんに直接電話を入れたのがきっかけでした。

また、二宮裕子さん本人の演奏では無く、そのお弟子さんの演奏に憧れて、憧れた本人では無くその演奏を指導してる先生に習いたいと言うのが、なんか非凡さを感じますね!

子供ごころに関本昌平さんの演奏を聞いて、この演奏は他とは違うと直感したのでしょう。

その演奏を指導してる人のレベルの高さも見抜いてしまうなんて、やはり普通とは少し違った感覚が小林愛実さんにはあるのかも知れませんね。

その関本昌平さんが師匠の二宮裕子さんの指導を語ったインタビューがあります。

「以前私はすごく体を動かして弾いていたんですが、二宮先生の最初のレッスンで、自然できれいな体の動きを見たのがとても印象的でした。最初は脱力のこと ばかりを指導され、手を落とす、指を落とすということが全然わかりませんでしたが、やがて分かってきて、演奏がかなり変わってきたと思います。  レッスンは毎回違うことをおっしゃるんですが、それによって演奏の可能性の幅が広がって、自分にとってはとてもいいレッスンです。」

と語ってるように、二宮裕子さんの優れた指導で小林愛実さんも伸びて行ったのだと思います!

関本昌平さんについてはこちらの記事をどうぞ

関本昌平のピアノの実力や私生活情報など!二宮裕子との関係は?

小林愛美の両親の職業や家はお金持ち?

なんかピアノを習うってすごいお金がかかるイメージがありませんか?

なので、やっぱりピアノを習える家庭ってみんなお金持ちなのかな?って思うのですが実際はどうなんでしょう?

色々調べると、ピアノのレッスン料は個人教室の場合、平均すると初級で月額6000円、中級・上級が月額8000円くらいが水準と言われています。

こうやって見ると、ただ習うだけなら他の習い事と大して変わらない感じがしますが、実力をつけて本格的にやればやるほどお金がかかるようになって行きます。

まず私立の音大に行くとなると、卒業までに1000万円くらいかかると言われていますし、二宮裕子さんのような有名な指導者のレッスン料も決して安くは無いはずです。

しかも、小林愛実さんは二宮裕子さんのレッスンを受ける為に、最初の頃は住んでいた山口県から飛行機に乗って東京・世田谷のピアノ教室まで通っていたと言うのですから、相当なお金がかかっているでしょう。

ちなみに山口県から東京までの格安往復航空券でも、値段は25000円前後です。
週一で通ったとしても月に10万円以上はかかります。

それだけの費用を工面できると言う事は、やはりお金持ちなのかな?と想像できます。

しかし、ご両親の職業が公開されてる訳では無いので、ハッキリした事は分かりません。

ただ、小林愛実さんが幼稚園の時に買って貰ったピアノが、ヤマハのC3と言うグランドピアノで、このピアノの価格は195万円もします。

このピアノを娘の為にポンと買えて、しかもグランドピアノを家の中に置けるくらいですからかなりのスペースが無いと無理だと思います。

なので、決して団地やマンション住まいとかでは無く、そこそこ大きな家に住んでる事は想像できます。

そういう事を考えると、父親はかなり高給取りの仕事をしているのではないかと思います。

恐らく会社経営か何かされてるかも知れませんね。

ただ、小林愛実さんは東京倶楽部特別助成金を受けたり、桐朋女子高等学校音楽科に全額奨学金特待生として入学してます。

なので、二宮裕子さんのレッスン以外ではそんなにお金はかかって無いものと思われるので、意外とごく普通の家庭状況なのかもしれません。

両親は有名人では無く一般の方なので、どうしてもその辺の事の詳しい情報は出てきません。

しかし、また出てきて分かりしだい追記して行きたいと思います!

ピアニストとしての活動

小林愛実さんは幼い頃から公演活動で天才少女と呼ばれて来ました。

日本では「東京フィルハーモニー交響楽団」をはじめ、数多くの交響楽団との共演を果たして好評を博しています!

そして、2010年5月には「サントリーホール大ホール」にて日本人ピアニスト最年少記録となるリサイタル公演も行っています!

海外ではパリ、モスクワ、ポーランド、ブラジルなどで公演し、2011月4月にはアメリカのカーネギーホールで、小澤征爾氏が監督を務めるニューヨークジャパンフェスティバルにて ソロリサイタルデューも果たしています!

そんな小林愛実さんは、今までに2枚のアルバムを製作しています!

ファーストアルバム

ファーストアルバム小林愛実Debut!(DVD付)は、天才少女と騒がれた2010年製作の物で、この時はまだ14歳です!

辛口批評もありますが、それでも素直に「すごい!」と認める声が圧倒的に多く、小林愛実さんの非凡な演奏が楽しめる貴重なアルバムとなってます!


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セカンドアルバム

セカンドアルバムベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「熱情」は、ファーストアルバムの翌年に製作されたもので、特にシューマンの「トロイメライ」はすごいと評判です!

小林愛実さんが得意とする音楽性の深い作品が多く、ピアノを習う人たちは必ず通る名曲がぎっしりと詰まった1枚ですので、ピアノを勉強してる人にも良いアルバムだと思います!


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そして、数々の受賞歴を誇る「天才ピアニスト」と呼ばれる小林愛実さんの音楽を、じっくり堪能されたい方は是非聞いてみて下さいね!

終わりに

ファイナルに残った「第17回ショパン国際ピアノコンクール」では、残念ながら6位入賞もならなかったようですごく落ち込んだそうです。

しかし、こういう挫折を味わってこそ自分を見つめるいい時間だと思うので、今後はさらに進化した小林愛実さんの演奏を楽しみにしたいと思います!

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