紫外線が体に必要な照射時間は?日光浴のメリット・デメリットとは!?

紫外線は体に悪いとか、美容に悪いとよく言われています。

特にシミやソバカス、シワや老化の原因が、主に紫外線と言われていて美容の敵となっています。

春先になると一斉に日焼け止めクリームのCMが流れ始め、街は日焼け対策した女性で溢れかえります。

しかし、色々調べると紫外線も悪い事ばかりでは無く、それどころか体にとってとても重要な役割を果たしています。

今回は、そんな紫外線や日光浴のメリットやデメリットについて紹介したいと思います!

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日光浴のメリット・デメリットとは?

日光浴のメリット

① ビタミンDを生成する

日光に含まれている紫外線は、人間の皮膚にあたると体内でビタミンDを作り出します。

ビタミンDは、殺菌作用やカルシウムの吸収率を上げるので、がんや骨粗しょう症などの予防に効果があります。

他にも、免疫力を高めるので病気になりにくい体を作る事ができます。

特に、妊婦やお年寄りはなるべく日光を浴びて、ビタミンDを作る方が良いと言われています。

② 肌が小麦色になり健康的に見える

肌が日光に当たるとメラニン色素が増えて、小麦色に変化します。

小麦色に焼けた肌は健康的に見えますし、男性はよりカッコよく、女性はよりセクシーな雰囲気に見えるようになります。

最近は美白がブームなのであまり好んで日焼けする人はいませんが、それだけにこんがりと小麦色に日焼けしている女性は、逆に目を引くものがあります。

男性も夏場に色白でいる人よりも、真っ黒に日焼けしている方がカッコよく見えてモテるでしょう。

③ 開放的になり気分が良くなる

日光を浴びると、なぜか気分が良くなったり気持ちよく感じたりしませんか?

それは日光を浴びる事でセロトニンの分泌が促されるからです。

セロトニンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質の一つで、これが多く分泌されるほど幸福感を感じる事が出来ます。

また、メラトニンと言う睡眠や体内リズムを整える物質の分泌も活発になるので、安眠効果もあり健康的な生活を送れるようになります!

日光浴のデメリット

① シミ、ソバカスの原因になる

肌が紫外線を浴びるとメラニン色素が増えて、肌をガードする為に黒く変色させます。

通常は紫外線を浴びなくなると肌はメラニン色素を作らなくなり、皮膚の入れ替わりでそのまま角質と共に垢として排出され、また新しい皮膚へと変わります。

しかし、何らかの原因で通常のサイクルに異常が起こると、ずっとメラニン色素を作り続けるようになってしまい、それがシミやソバカスの原因となります。

なので、日光を浴びなければ肌は過剰なメラニン色素を作らないので、シミやソバカスを作りたく無いのであれば、なるべく強い日光には当たらない方が無難です。

② シワや老化を早める

これも女性が紫外線対策をする理由の一つでしょう。

紫外線は肌にあるコラーゲンを破壊すると言われています。

コラーゲンは肌のプルプル感を構成する為に必要な成分で、これが破壊されると肌のハリが無くなりシワを作る原因にもなります。

また、紫外線は表皮だけで無くその下の真皮にまでダメージを与えて、エラスチンと言う顔にある繊維を切断して、肌の弾力を低下させる原因にもなります。

その結果、顔がたるんで老化が早まると言われています。

③ ヤケドや皮膚がんの原因になる

紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類の光線が含まれています。

UV-Aは、主にシワやたるみなどの老化の原因となります。

UV-Bは、主にしみやソバカスなどの原因になると言われています。

そして、日光浴で焼きすぎるとやけど症状になる場合がありますが、それはUV-Bの紫外線が原因です。

UV-Bは他にも、皮膚がんになる要素も含まれていて、その有害性はUVAの600~1000倍近いと言われています。

人間の体内に紫外線が必要な照射時間は?

紫外線のメリット・デメリットを見ると、圧倒的にデメリットの方が多いように思いますが、それでも紫外線が人間の体に必要なのは確かです。

恐らく日光を全く浴びない生活を送ると、たちまち病弱になり何らかの重い病気に罹りすぐに死んでしまうかも知れません。

それほど紫外線は、人間の体にとって必要な要素であり生きていくには不可欠なものだと思います。

ただ、人体にとって都合の悪い有害な面もあるのも事実です。

なので、出来ればこの紫外線の害を受けずに、うまく付き合って行く方法が必要となります。

そして、色々調べてみると、人間が紫外線を浴びる必要な時間は1日15分~30分程度で十分と言う事です。

それだけで体内に必要なビタミンDは作られるようです。

その際、日焼け止めクリームなどをつけていると効果が無いので、健康維持の為に日光を浴びる時はつけないで浴びる方が良いです。

とはいえ、1日15分~30分なら通勤していれば会社に行くだけで浴びてる時間だと思いますし、主婦の方でも買い物に行く時間や、洗濯物を外に干してるだけで十分浴びてる時間ではないでしょうか。

なので、あまり意識して紫外線を浴びる必要は無いかも知れませんね。

むしろ、美容に気をつけている方は、それ以上浴びないように紫外線対策をする方が良いかも知れません。

特に遊びで外出する際は、そのままだと完全に紫外線の浴び過ぎになるので、日傘や日焼け止めクリームで対策する事をおすすめします!

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終わりに

紫外線は害しか無いと思っていたら、人体には必ず必要な要素でもありました。

ただ、必要なのはほんの少しの時間で、それ以外はやはり紫外線は有害な光線です。

普通に生活している分には紫外線を浴びる時間は問題無いので、そんな方はやはり日光の浴び過ぎに気をつけた方が良いですね!

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