家にいるダニは梅雨の時期から活動が活発になり、気付くと「なんか痒いなぁ~」と足などをポリポリ掻く事になります。
あの痒さって何なんでしょう?
刺されてるのか?噛まれてるのか?体に張り付いてモゾモゾと歩いてるだけなのか良くわかりません。
今日はそんな家にいるダニの痒さと、効果的な駆除方法について紹介したいと思います!
目次
家にいるダニの種類と痒みの原因とは?
家にいるダニの種類は主の5種類で、チリダニ、コナダニ、そして痒みの原因となるのがイエダニ・ツメダニ・シラミダニです。
チリダニ、コナダニはハウスダスト以外、特に人間の害となる事はないです。
イエダニは主にねずみに寄生して、ねずみの血を吸う生き物なので、ねずみがいない場合のみ人間の血を吸いに来ます。
なので、ねずみのいる家以外はそんなにイエダニの被害が出る事はないと思います。
問題はこの、チリダニ、コナダニをエサにするツメダニとシラミダニです!
恐らく、今の一般家庭に一番多い痒みの原因となるダニはツメダニと思われます。
ツメダニは体長が0.3mm~1.0mm程で、ほとんど肉眼では確認できません。
なので、絨毯やたたみなどにいると、いつの間にか体に付着してる場合が多いです。
ツメダニは「吸血性」ではなく「人刺咬性」のダニなので、血を吸うのではなく人と接触すると、エサと勘違いして刺すようですw
ダニに刺されると、皮膚刺激とダニの体液で体がアレルギー反応を起こす痒みが発生します。
シラミダニについて
私は夏場に家で起こる痒みの原因はずっとツメダニだと思っていました。
しかし、たまに肉眼で見える時に見るダニの形が、どうもツメダニとは違うと思ってたのです。
そして、よくよく調べてみるとシラミダニと言う種類がいると分かり、画像を見てみるとこれが肉眼でみたダニとそっくりだったのです!
イエダニやツメダニはどちらかと言うと、丸っぽいのですがシラミダニはわりと細長なのが特徴です。
調べてみると、このシラミダニは主に屋内にいる昆虫に寄生するダニのようです。
しかし、シラミダニも種類的には「人刺咬性」なので、人に接触すると刺してツメダニと同じように痒みが発生します。
体長も0.2mmほどなので、他のダニ同様ほぼ肉眼では見えません。
でも、8月頃になるとすっかり成長しきったシラミダニが、たまに本のすき間に潜んでいて、ページをめくったらチョロチョロ動いてる姿をみる事があります。
他の家庭にいるダニもひょっとすると、一般的に言われてるツメダニでは無くシラミダニかも知れません。
もし、見える機会があれば一度観察してみて下さい。
ダニの効果的な駆除方法はある?
結局、何ダニであろうとダニはダニです!
刺されると痒いので、できる事ならどうにかしたいのが人情です。
しかし、ダニはとにかく数が多いのと、なかなか死なない生物としても有名ですw
ダニが付いた衣服を、丸一日水に沈めてもほとんど死んでません。
よく、ふとんを天日干しすればいなくなると言いますが、ふとんは分厚いので日に当たって無い部分にダニは移動するので、実際にはそんなに効果は無いと言います。
では、ダニを駆除する方法は無いのでしょうか?
ふとんや衣類のダニを駆除する方法
ダニは熱に弱いので、逃げ場の無い50度以上の所に最低20分間入れられれば確実に死にます!
なので、ふとんや毛布のダニを完全に駆除したければ、そう言った環境を作れる「ふとん専門業者」に頼んで駆除してもらうのも一つの手です。
ただ、やはりお金がかかるのがネックですよね・・・
そこで、あまりお金をかけずにダニを駆除するおすすめの方法を紹介します!
お金をかけない衣類やふとんの効果的なダニの駆除方法!
ダニが一番多く発生するのは、やはり夏場です!
車を持ってる方限定なのですが、夏場の炎天下に駐車してる車の中は50度以上になります!
なので、そこにふとんや衣類を入れておくと確実にダニは生きていられません!
ふとんや衣類の圧縮袋などを利用すると、コンパクトになり家族分のふとんや衣類を一度に炎天下の車内へ入れられて便利です!
そこに1時間程入れれば、確実にダニは死んでしまうでしょう!
あとは死骸を掃除機などで丹念に吸い取れば、ダニのいない清潔なふとんや衣類となります!
ただ、場所や車の色によっても車内の温度が変わるので、試す場合は一度温度計で車内の温度を測って50度以上なのを確認してからやって下さいね!
室内のダニの駆除方法!
ダニの問題として、室内のダニを駆除するのが一番の課題のような気がします。
しかし、こればっかりはどうしようもないと思います。
少なくする事は出来ても、完全にダニを消す事はできないでしょう。
そんな環境が出来たとしたら、恐らく人間も生きていられないはずです!
完全にダニを無くすことは出来ないとして、数を減らす事は出来ます!
それは、バルサンのような殺虫成分のある薬を使う事と、ひたすら掃除を徹底する事です。
一番効果的なのは、やはり徹底した掃除です!
人を刺すツメダニなどのエサは、チリダニやコナダニなので彼らのエサになるような、フケやアカなどのホコリをなるべく出さない事で、ダニ自体の繁殖を抑える効果があります。
私自身の体験としても、あまり掃除をしない環境と頻繁に掃除をする環境とでは、痒さの度合いが相当違うと実感しました。
もちろん、まったく痒くない事は無いのですが、掃除をほとんどしない環境でいる時は常に痒い状態でしたが、掃除をこまめにするようになってからは、たまに痒い状態となりましたw
なので、家にいて痒さがひどい場合は徹底した掃除を行ってみる事をおすすめします!
殺虫剤について
私も、色々市販されてるあらゆるダニ対策の殺虫剤を試して来ました。
有名なダニアースから、それに類似した商品までけっこう色んなものを試しましたが、結局そんなに言う程の効果はありませんでした。
理由として、これらの殺虫剤は成虫には効くのですが、卵などにはほとんど影響がないので、一瞬消えてもすぐ元通りになってしまうのですw
ですが、表面にいる成虫には効果があるので、その成虫にたいして殺虫剤をまく分には効果はあると思います!
なので、殺虫剤を使うなら高価な殺虫剤を使うより安価な物をおすすめします!
どうせ表面にいるダニしか効果が無いのですから、安い殺虫剤でいくらでもまける方がお得です!
安価な殺虫剤としては、アースジェットやフマキラーAなどがあります!
アースジェットやフマキラーAは近所のドラッグストアやスーパーなどで、200円台で買える安い殺虫剤です。
アースジェットやフマキラーAはハエやゴキブリ退治用と思うかも知れませんが、ちゃんと説明書きにイエダニ、マダニなどにも効果があると書いてます。
実際、私は徹底した掃除とアースジェットやフマキラーAでここ数年は比較的にダニの悩みからは解放されてます!
高価なダニ専用の殺虫剤じゃなくても、安価なアースジェットやフマキラーAで十分な効果が得られてます。
痒いなぁ~と思ったら、シューッと一噴きして掃除です!
これである程度のダニの悩みは解決されるはずですので、是非トライしてみて下さい!
終わりに
夏の時期になると、どの地域でもダニの悩みは尽きません。
完全に解決できる事は無いにしても、少しでも被害が少なくなるに越したことはありません。
もし、ダニで悩んでる方が居れば参考にしてみて下さいね!