バレンタインデーが過ぎると、次にやってくるのがホワイトデーですね!
昔からある習慣なので、あまり深く考えずにいるとただ「バレンタインに貰ったお返しの日」と言う感じで過ごしてしまいがちです。
しかし、よく考えてみると何が「ホワイト」なのか、それにどんな意味があるのかなど全然知りません。
また、現在は昔のように定番のマシュマロやクッキーなどでは無く、もっと違うものを渡した方が喜ばれるようですよ!
今日はそんなホワイトデーについて紹介したいと思います!
目次
ホワイトデーの名前の意味や由来は?
そもそもホワイトデーとは何なのか?
世界的な観点から見ると、一応バレンタインデーの由来との繋がりはあるようです。
バレンタインデーはローマ帝国の時代に、兵士の自由結婚禁止政策に背いて男女を密かに結婚させたバレンタイン司祭が、皇帝の怒りを買って殉教したのを機に作られたと言われています。
そして、ホワイトデーはその一ヶ月後に、バレンタイン司祭によってカップルになった恋人が、あらためて愛を誓いあったと言う話で制定されたと言う事です。
要するに、愛し合う2人を結婚させた為に処刑されてしまったバレンタイン司祭を偲ぶ人々が、その日を「恋人の日」に制定して、その1ヶ月後を「愛の確認の日」としたと言う事でしょうか。
それがどうして「チョコレートを渡す日」と「お菓子を返す日」になったのかと言うと、これは完全にチョコレート会社とお菓子会社の戦略ですw
バレンタインデー自体の習慣は戦前から流行っていたようですが、チョコレートと組み合わされるようになったのは1970年代後半からです。
お菓子メーカーで有名なモロゾフ製菓が、広告で「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」というコピーを載せたのが最初と言われいています。
そこから続々とチョコレートメーカーが参入して、今のような習慣化が出来上がったと言う事です。
そして、ホワイトデーも最初はお菓子を返すと言う習慣はありませんでした。
しかし、バレンタインデーをマネした菓子メーカーが「好きな女の子にキャンデーを贈ろう」と言った広告を打った事で爆発的な習慣となりました。
ちなみに外国では一切このような習慣はありませんので、外国人からホワイトデーにお返しが無くても責めては行けませんw
ただ、韓国、台湾、中国の一部では日本に影響をうけて習慣化されているそうです。
そして、「ホワイトデー」の名前の意味は、ほとんど大した意味はないと思った方が良いですねw
全飴協は「キャンディーの日」としていますし、お菓子メーカーは「マシュマロの日」とも読んでいますし、結局「ホワイト」白色と言うのは「幸福を呼ぶ」「縁起が良い」と言う意味を持たせやすいので、「ホワイトデー」としたと言う事です。
縁起やげんを担ぐ日本人らしいネーミングの仕方ですね!
女性がお返しに本当に欲しい物は何?
このように、もともとの由来をみると、バレンタインデーやホワイトデーは確かに恋人や愛を確かめ合う習慣ではあるようです。
しかし、チョコレートやお菓子を返すというのは完全に創りものだと言うのも分かったと思います。
ただ、ここまで習慣化してしまうと今更そこからは外れられないのも事実です。
バレンタインデーにチョコでは無く、バームクーヘンを渡して「好きです」って言っても「頭がおかしい」と思われるかも知れませんw
なので、バレンタインデーはチョコレートでいいと思うのですが、ホワイトデーはとりわけ定番のお菓子で無くてもいいのでは?と思います。
実際「ホワイトデーのお返しに貰って嬉しいものは?」と言うランキングでも、上位に定番のマシュマロやクッキーなどは入っていません。
ちなみにこちらはgooランキングの結果です。
1位 気持ちだけで十分
2位 アクセサリー
4位 焼き菓子
5位 チョコレート
お返しにも、義理チョコと本命で返すものも違ってくると思いますが、本命の彼女や奥さんには定番品では無く、アクセサリーや少し変わったものをお返しした方が喜ばれると思います。
義理チョコのお返しなら、ちょっと笑えるようなものがいいかも知れませんね!
2017ホワイトデー!義理のお返し用おもしろ&かわいいお菓子5選!
そして、いつの時代もやはり女性が貰って嬉しいものはアクセサリーなんですよね!
本命の彼女や奥さんにはお菓子を返すより、サプライズでアクセサリーのプレゼントをした方が断然喜ばれると思いますよ!
彼女用プレゼント!20代30代の女性に大人気のアクセサリーブランド5選!
さらに、意外だったのがgooランキングの1位が「気持ちだけで十分」となっている所です。
これは結局「物」は特にいらないので「気持ちを伝えて欲しい」と言うなのでしょう。
例えばどこか美味しいお店を探してそこへ連れて行ってあげるとか、日頃の感謝を言葉にして伝えると言った事が本当に望まれてる事なのではないかと思います。
物を貰ったから物で返すのでは無く、もともとのホワイトデーの由来が「愛の確認の日」なので、恋人やパートナーならちゃんと気持ちを確認できるような日にすると、相手に喜ばれるのではないでしょうか!
終わりに
バレンタインやホワイトデーは、付き合うかどうかくらいの距離なら効果的だと思いますが、結婚してたり付き合いが長い間柄では、少々うっとうしいと思う事もあります。
ただ、こういう習慣がキッカケでまた仲良くなれる事もあるので、無くなっても困る習慣ではあるのかな?とも思います。
と言う事で、この習慣は毎年楽しむ事にしましょう!