早朝にランニングする人ってよく見かけます。
見た限りでは定年退職されたような、わりと年配の方が多いように感じます。
いつもならそういうのを見ても、「健康に気を使ってるんだな」くらいにしか思わなかったのですが、色々調べると実は早朝のランニングはデメリットしかないと分かりました。
今日は、なぜ早朝のランニングがデメリットしか無いのか?を紹介したいと思います!
目次
年配者の早朝ランニングが体に悪い理由とは?
普段よく言われてるのが、健康を保つ為には「運動をすること」です。
これはどこでも言われていますし、誰でも一度は見たり聞いたりしているはずです。
確かに運動する事は大事なのですが、その運動の仕方と時間帯を間違えると返って健康を悪化させる場合があります。
と言うのも、ランニングによる健康の効果を得るには「ある条件を満たした場合のみ」と言う実験結果が出ているからです。
それは以下の条件です。
- 走行距離が一週間に32kmを超えない
- 走る速度が時速、8~11km以内
- 走る回数が一週間に2~5回
これを守って走る分には、一定の健康効果があるようです。
しかし、これを超えて走るとかえって体に負担をかける事になり、健康の効果は無くなると言われています。
現在、早朝ランニングを習慣にされてる方は、これ以上走ってる方も多いと思います。
では、なぜこれを超えると体に悪いのでしょうか?
早朝ランニングのデメリットとは?
人間は夜間にリラックスすると、副交感神経が優位になり眠りにつくようになります。
そして朝、目が覚めてくると今度は必要な交感神経が優位に働いて、徐々に血圧が上昇していきます。
この時、人間の体は夜間の脱水の影響も受けて、血液が凝固しやすい状態になっています。
そして、そのような状態の時にランニングのような血圧の上昇が激しくなる運動をすると、一気に心筋梗塞のリスクが高まります。
心臓による突然死が、朝の2時間以内に多く発生してる原因はこの為と言われています。
また、睡眠中に下がった体温のせいで筋肉は固くなっているので、朝起きてすぐに筋肉を使うランニングをすると、関節や筋肉自体を痛める原因にもなります。
こういった理由から、特に定年退職したような年齢の方が早朝ランニングをするのは、あまりおすすめできません。
ランニングに代わる運動法
では、他に良い運動方法は無いのか?と言われれば、あります!
それは、ランニングでは無く「ウォーキング」に変える事ですw
ウォーキングはランニングより、かなり体にかける負担が少なく体内に蓄積されてる脂肪を燃焼させる効果があります!
だいたい毎日60分くらいウォーキングすると、健康維持の効果があると言われています。
ただ、ゆっくりと歩いてるだけでは下半身だけの運動となってしまいますので、腕を大きく振るように歩くとより効果があります!
以前、大きく腕を振りながら歩いてる年配の方を見た事があったのですが、その時は「大げさな歩き方だなぁ」と思って見てましたw
でも、今はなるほど!健康の為のウォーキングだったんだなと理解できますw
このように、もし早朝にランニングをしようと考えてるのなら、なるべくウォーキング中心のランニングに変えるか、ウォーキングだけにする方が健康に効果があります!
是非、参考にしてみて下さい!