せっかく潮干狩りへ来たのに全然貝を見つけられなかった事は無いですか?
子供に貝を見つける楽しさを教えたいのに、なかなか貝が出てこなくて「つまんない」と言われた日にはショックで一日落ち込んでしまいそうです・・・。
しかし、ちょっとした事を知ってるだけで、かなり効率よくあさりなどの貝を探す事ができます!
今日はそんな潮干狩りで効率よくあさりなどの貝を探す方法と、採れた貝の正しい持ち帰り方などを紹介したいと思います!
目次
潮干狩りで効率よく貝を探す方法!
潮干狩りで採れるあさりなどの貝は、砂浜に満遍なく散らばっているのでは無く、だいたいある所に固まっています。
そのある所とは、いわゆる「瀬」と呼ばれる所で、これは海底の盛り上がった部分の事をそう言います。
海底の盛り上がった部分は流れが穏やかなので、貝達が好んで棲家にしています。
なので、潮が引いたらまず砂浜で盛り上がってる所を探して見つけておいて、砂浜に入れるようになったら一直線にそこを目掛けて行って穴掘りを開始します。
そのためには、干潮になる2時間くらい前には現地へ行っておくべきだと思います。
やはりちゃんと潮干狩りをして貝をゲットしようと思うと、朝一番のまだ荒されてない砂浜でとるのがベストです!
そして、その「瀬」の部分をよく観察して、さらに「アサリの目」と呼ばれる2つの小さな穴が空いていれば、絶対その下を掘れば貝が出て来るはずです。
アサリの目とは、あさりが水を出したり入れたりする管の跡の事ですね。
また、貝はけっこう同じところにいるので、一つ2つ出てきたらその周辺にはかなりの貝が出る可能性があります。
だいたい一個採れたら、30個くらいは固まっていると言われています。
なので、なかなか見つからない場合は出てる人の周辺を掘る方が早いと思いますw
そして、これはシーズン初めの頃にはかなり有効な情報なのですが、シーズン半ばや終わりになると、ほとんどの貝がとり尽くされてるので、あまり出てこない場合もあります。
潮干狩りシーズンはだいたい4月中旬~6月上旬なので、混んでるのを覚悟でゴールデンウィークには潮干狩りへ行った方がいいと思います。
それ以降になると、紹介した方法で探してもあまり見つからない場合が多いです。
潮干狩りで採れた貝の正しい持ち帰り方
潮干狩りで採れた貝は、近所ですぐに帰れる方は濡れた新聞紙などにくるんでビニール袋へ入れて持って帰るだけで十分です。
その際、現地の水道水でザッと洗って貝の表面についているヌメリなどをとっておくと良いと思います。
ただ、気温が高い場合は貝が死んでしまう可能性もあるので、一応保冷剤の入ったクーラーボックスに入れて持ち帰るのが無難ですね。
そして、帰宅までけっこう時間がかかるようであればクーラーボックスにあさりをいれて、なるべく海水に浸して持ち帰るのがベストです。
その際、真水では死んでしまうので必ず海水を入れるようにしてください。
もし、クーラーボックスにわりと長い間入れて帰るのであれば、後々家で行う事になる「砂抜き」をその時にやってしまう方法もあります。
やり方としては、クーラーボックスの底を水切りバットのようなもので底上げをしておきます。
その上にあさりを置いて、あさりの表面がでるくらいの量の海水をいれて蓋をします。
底上げする理由は、あさりが吐き出した砂を下に落として、違うあさりが砂を再び吸わないようにする為です。
それで後は2時間~3時間すればあさりは砂を吐き出します。
ただ、車ですと揺れに気をつけて運転しないと、なかなか思うように砂を出さない事もあるそうです。
極端な急ブレーキや急発進などしない限り大丈夫だと思いますが、そう言った環境の変化に敏感なので出来ればなるべく静かな運転を心がけて下さい。
そうすれば、帰った頃には砂抜きは終わっていて、あとは潮抜きをするだけです!
砂抜きや潮抜きの詳しい情報はこちらにあります!
【潮干狩り】超簡単!あさりの砂抜き・潮抜き手順!保存方法や期間も!
そして、帰りにクーラーボックスで砂抜きをする場合はいりませんが、もし家で砂抜きをする場合はペットボトルに海水を入れて持って帰った方がいいです。
あさりは同じ環境の塩水の方が安心して砂を出すので、海水を持ち帰り忘れると家で塩水を作らないといけませんし、面倒なので必ず持ち帰るようにして下さいね!
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終わりに
せっかく潮干狩りに行くのですから、やはり貝は自力で見つけたい所です。
ただ、今は見つけられなくてもお土産でくれる所が多いですし、お金を払えば買うこともできます。
でも、やっぱり潮干狩りは掘って貝をみつける所に意味があると思うので、これから潮干狩りへ行かれる方は、ここで紹介した事を参考にしてみて下さい!