ひな祭りと言われて最初に連想するのは、雛人形では無いでしょうか?
雛人形はひな祭りには欠かせないアイテムですよね!
しかし、これだけ儀式化するとひな祭りに雛人形を飾るのは当たり前のようになって、あえて飾る意味や理由なんて気にしない人も多いのでは無いでしょうか?(自分がそうなので・・・)
でも、自分のやってる習慣や風習の意味をちゃんと理解してやる方が、気持ちが入ってやりがいも出てくると思います!
今日は「雛人形を飾る意味や理由ってちゃんと知らないな~」と言う方の為に、意味や理由を簡単に、かつ格安・人気雛人形店情報と合わせてお届けしたいと思います!
目次
ひな祭りに雛人形を飾る意味と理由
3月3日のひな祭りは「桃の節句」とも呼ばれます。
節句と言うのは季節の節目になる日として、昔から旬な食べ物を食べるなど、無病息災を願って行事が行なわれて来ました。
3月の節句は、正しくは上巳の節句(じょうしのせっく)と言うのですが、3月には桃の花が咲く事と、桃には邪気を祓う力があるとされていた為、「桃の節句」と言われるようになりました。
ひな祭りの由来
ひな祭りの由来は、もともと当時の女の子が「ママゴトとして、紙の人形の着せ替えをして遊んでいた事」と、上巳の節句の「自分の災いを人形に写してに川に流す」と言う行事が合わさって、「ひな祭り」になったそうです。
「ひな祭り」語源としては、着せ替えのママゴトを「ひいな遊び」と言っていたので、それが変化して「ひな祭り」となったみたいですね!
ひな祭りに雛人形を飾る理由
雛人形の原型は、上巳の節句の「自分の災いを人形にうつすに川に流す」と言う行事がもともとの原型です。
要するに、雛人形は人間にふりかかる災いを変わりに受けてくれて、それを川に流す事で災いから逃れると言う意味で使用されるものなんですね。
しかし、ちょっと待って!
雛人形を川に流してる家庭なんて見た事ありますか???
川に流すどころか、友人の家なんてもう5年くらい同じ雛人形を飾ってますよ!
災いを人形にうつすのが雛人形の役目なら、5年も川に流さず移し続けた友人の雛人形はもう災いでパンパンのはずですが・・・・
実は、江戸時代には雛人形を川に流すと、川やその先にある海が汚れるという理由で流すのをやめたらしいですw
やはり災いをうつした雛人形なので、流した先で災いをもたらしていたと言う事なのでしょうか・・・
流す側は流すだけですけど、流された側に住んでる人にとってはいい迷惑ですよねw
言わばただのゴミですから・・・しかも災い付きの・・・
そう言う理由で、それから雛人形は川に流さず家に飾るようになったと言われています。
まぁ飾るようになったのはいいのですが、もともとの由来が災いを人形にうつすのが目的なので、災いをうつした雛人形をそのまま家に置いといていいの?と言う疑問が出てきます。
今の雛人形の役目
調べてみると、雛人形は飾り続ける限り災いを身代わりしてくれるみたいですw
災いが溜まる事は無く、何度でも無限に自分の災いを身代わりしてくれるすごい人形なのです!
そう思うと雛人形って、ものすごくありがたい人形ですねw
そして、昔は嫁入り道具として嫁ぎ先にまで自分の使っていた雛人形を持っていって、壊れても修理しながら使ってたようです。
でも現在では、娘が嫁いだらその雛人形は役目を終えて神社などで供養してもらうのが一般的です。
そして、嫁ぎ先で娘が生まれたらまた新たに雛人形を購入すると言うパターンです。
雛人形の買い方
雛人形は一度買うと、そうそう買う物では無いと思います。
仮に何年か後に妹が生まれた場合は、新しい雛人形セットを買うのでは無く、別に妹用の人形を一体足すだけで良いそうです。
要は自分の身代わりになってくれる人形が一体あればそれでいいのです。
なので、何も豪華な雛人形など用意する必要は無いと思いますよw
調べると雛人形もピンキリです。何十万もする雛人形もあれば、数万円でも十分な質の雛人形もあります。
今人気の雛人形店はこちらのふらここさんでしょうか。
優れた品質や独自のかわいらしい雛人形は、やはり興味をそそります。
お金に余裕があればこう言う高級な雛人形もいいかも知れません。
また、今は人型では無くキャラクターを使った雛人形も数多く出ています。
小さいお子さんですと、こういったキャラクターものの雛人形の方が喜ばれるかも知れませんねw
そして、やっぱり雛人形はちゃんとした人型の物を!と思う方は、こちらの京都和彩工房なんかは、手作りなのにお手頃な値段でかわいらしい雛人形を提供してくれますよ!
デフォルメされた優しい顔が何とも言えませんw
ほかにも探せば格安で高品質な雛人形がたくさんありますので、是非探してみて下さい!
やはり一番安くて品数が揃ってるのは楽天です!
まとめ
ひな祭りに飾る雛人形と言うのは、子供にふりかかる厄や災いを人形にうつす事で、子供の身を守ろうする親の愛情から生まれた物だったんですね!
昔は今と違って医療が発達してないですから、ちょっとした病気でも子供が死んでしまう時代なので、少しでも病気にかからないようにと言う願いも込められているのだと思います。
子を想う親の気持ちはいつの時代も変わらないと思うので、意味や由来を知ればなおさらこの「ひな祭り」はこの先もずっと続いていく事でしょう!