おすすめサスペンス映画!チャイルド44の元ネタがヤバイ!

「チャイルド44 森に消えた子供たち」

この原作は、イギリス人作家トム・ロブ・スミスのベストセラー小説で、日本でも2009年に「このミステリーがすごい!」で海外編第1位を獲得した注目の衝撃作です!

この原作に惚れ込んだ名匠リドリー・スコット監督は、出版前から映画化権の獲得に乗り出すほど、この映画に意気込んでいます。

そして、この原作の下敷きとなってるのが、1978年から1990年にかけて実際にソ連で起きた
連続猟奇殺人事件です。

この事件が相当ヤバイです・・・・

今日はそんな映画「チャイルド44」の魅力と元の事件について紹介したいと思います。
映画のネタバレはありません!

スポンサーリンク

今一番勢いのある監督と俳優に期待が高まる

映画「チャイルド44」は、実際に起きた連続猟奇殺人事件をモチーフにしていますが、ストーリーは完全オリジナルです。

映画はサスペンス仕立てとなっていて、誰が犯人なのかは最後まで分かりません。

キャストも名作「レオン」などでも有名な名優ゲイリー・オールドマン「マッドマックス」にも主演して、今最も勢いのあるイギリス人俳優トム・ハーディなどの実力派で固めています!

監督も前作「デンジャラス・ラン」が全世界で2億ドル以上もの興行収入となり、一躍売れっ子となったスウェーデン出身のダニエル・エスピノーサ監督です

この監督は「イージーマネー」(2010/未)と言う作品で母国スウェーデン史上最も稼いだ映画の1本を作った監督としても有名です!

その映画は日本では残念ながら未公開ですが、アメリカのワーナー・ブラザースがリメイク権を取得しているので、近いうちにアメリカ版が見れるかも知れません。

とにかく、優れた原作と俳優と監督の三拍子揃った映画が面白くない訳がありません!

現在、DVDが発売されてますので良ければ見てみて下さい!


(画像をクリックするとアマゾンサイトへジャンプします)

トム・ロブ・スミスの原作本(上・下巻)はこちらです


(画像をクリックするとアマゾンサイトへジャンプします)

原作「チャイルド44」元ネタの連続猟奇殺人事件について

この連続猟奇殺人事件は、言わば時代の流れの偶然と必然が交じり合った悲劇の結果と言ってもいいと思います。

当時のソ連は連続殺人や強盗などは資本主義国だけに起こる弊害だと言う認識だったので、共産主義国ではその種の殺人など起きないと信じられていました。

なので、犠牲者が男女・子供とバラバラであった事から、組織だった捜査が行なわれなかったそうです。

その結果、トータルで52人もの犠牲者を出す結果となりました。

そして、その犯人は
殺人鬼 アンドレイ・ロマノヴィチ・チカチーロ

別名 赤い切り裂き魔 ロストフの殺し屋 ロシアの死神などと呼ばれています。

画像が見たい方はこちら

なぜ彼がこんな殺人に走ったのかと言えば、一言で言うなら精神異常としか言えません。

その原因は自分の性的不能に対するコンプレックスだと言われています。

そして、性的不能であるがゆえに、逆に異常なまでに性に対する執着を持つようになり、徐々に異常な行動を取るようになっていきます。

恐らく、自分が不能なのは大人が相手の場合なのでは?子供なら?と言う発想の元、ターゲットが少女になりさらに男の子にまで及び、性的ないたずらをするようになります。

ここまで来ると世間的にはもう、完全な異常者ですね。

しかし、彼は27歳の時に妹の紹介で3歳年下の女性と結婚して、2人の子供も生まれています。

後に妻との性交渉は官能的なものでは無かったと主張していますが・・・

そして、性に対する異常なまでの執着を持ちながら、その15年後の42歳でとうとう最初の殺人を犯します。

犠牲者は9歳の女の子でした。

それから8年後に捕まるまでに50人以上も残忍な手口(ここでは書けません)で殺害し1994年2月14日に死刑として銃殺されます。

享年57歳。

とにかく、人類史上最もヤバイ殺人鬼の一人と言ってもいいと思います。

もし、この殺人鬼の事を詳しく知りたい方は子供たちは森に消えた [ ロバート・カレン ] に詳しく書いてありますので読んでみて下さい!

この本はかなりリアルにありのままを書いてありますので、ショッキングな事に弱い方は読まない方がいいと思います。

あくまで自己責任でお願いします・・・

終わりに

元ネタと映画ではストーリーが全く違うので、あくまでも映画の原作は元ネタがモチーフと言う事です。

しかし、元ネタが相当ヤバい内容なので映画にも期待が高まります!

この元ネタを映画がどんな風にサスペンス化したのかが見どころです!

スポンサーリンク

シェアする

フォローする