球速世界2位マイケル・コペックと世界最速チャップマン&ヒックス先に170キロ出すのは誰?

現在、世界最速としてギネスに登録されてるのはアロルディス・チャップマン投手とジョーダン・ヒックス投手の投げた169キロです。

チャップマン投手の記録は2010年、ヒックス投手は2018年に少なくとも2回は169キロを記録していますが、今の所170キロの大台には到達していません。

また、ホワイトソックスのマイケル・コペック投手も、以前から球速世界2位となる168キロを出していて話題になっています。

今回は、そんな170キロに手が届きそうなチャップマン&ヒックス投手とマイケル・コペック投手について紹介していきます。

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球速世界2位マイケル・コペックと世界最速チャップマン&ヒックス先に170キロ出すのは誰?

世界最速アロルディス・チャップマンとはどんな投手?

アロルディス・チャップマン

プロフィール

生年月日 1988年2月28日
出身地  キューバ
身長   193cm
体重   96kg
利き腕  左

アロルディス・チャップマン投手は、少年時代は野球とボクシングをやっていましたが、途中からは野球1本に絞り、中学生の頃から投手としての才能を発揮していました。

特にキューバ時代には「最多奪三振」のタイトルや大会で「最優秀左投手」などのタイトルを獲得するなど、早くから注目を集めています。

そして、2009年にキューバから亡命を果たすと、2010年にはメジャーの「シンシナティ・レッズ」総額3025万ドルの6年契約を結びメジャーリーガーとなりました。

また、その年に現在の世界最速記録である105.1mph(約169.1km/h)を記録して、一気に世界中にその名が知れ渡っています。

さらに翌年には、球場で106mph(約170.6km/h)をマークするものの、テレビ中継では105mph(約169km/h)と表示され、結局公式には認定されませんでした。

そして、その後も160キロ台後半のスピードを連発し、1試合のアベレージが160キロを超えたりしているものの、現在までにまだ170キロは出せていません。

また、2017年からはヤンキースに救援投手として、史上最高額の5年8600万ドルで契約したものの、5月に「回旋筋腱板炎症」で故障者リスト入りするなど、現在の調子は悪いようです。

世界最速タイ!ジョーダン・ヒックスはどんな投手?

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ジョーダン・ヒックス

プロフィール

生年月日 1996年9月6日
出身地  テキサス州ヒューストン
身長   188cm
体重   83kg
利き腕  右

ジョーダン・ヒックス投手は、2015年にMLBドラフト3巡目で「セントルイス・カージナルス」から指名され、テュレーン大学への進学を取りやめプロ入りしました。

なので、ドラフトの順位的には全体で105位と言う事もあり、最初はそれほど期待されていなかった選手と言えます。

また、2016年にマイナーリーグでプレーすると、2球団合計で12試合に先発登板して6勝2敗・防御率2.97・42奪三振と言う成績を残しました。

さらに、2017年には22試合(先発19試合)に登板して8勝3敗・防御率2.74・95奪三振の成績を残して注目されるようになります。

そして、2018年になるとその実力が認められて25人枠入りし、晴れてメジャー契約を結んで3月の開幕戦でメジャーデビューを果たしました。

そんなジョーダン・ヒックス選手がさらに注目を浴びるようになったのが、2018年5月に世界最速となる169キロを連発した事です。

おまけに、ジョーダン・ヒックス投手の投げた球は「直球」では無く変化球の「シンカー」として記録されてるのがすごい所です。

そして、動画を見ても分かる通り、この打者に対しては169キロは2度、後は全て160キロ台後半という驚異的なスピードで投げています。

この安定感からすると、年齢的な事を考えてもジョーダン・ヒックス投手が近いうちに170キロを出す確率は非常に高いのではないでしょうか。

今後のジョーダン・ヒックス投手の活躍に注目です。

球速世界2位マイケル・コペックはどんな投手?

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マイケル・コペック

プロフィール

生年月日 1996年4月30日
身長   190cm
体重   92kg
利き腕  右利き

マイケル・コペック投手は、2014年のドラフトで全体の33位でレッドソックスに入団して、現在は2016年にホワイトソックスに移籍しています。

そして、マイケル・コペック投手は高校生の時から速球が注目されてましたが、それでもMAX157キロくらいが最高でした。

もちろん高校生で157キロ出せたら十分速い部類に入りますし、スカウトされて当然です。

そんなマイケル・コペック投手がプロへ入り、1Aセーラムに所属してトレーニングを積むとメキメキ実力を伸ばします。

そして、2016年7月の試合で105マイル(168キロ)を記録して周囲を驚かせました。

そんなマイケル・コペック投手の投球がこちらです。

当たり前ですが、世界最速のチャップマン投手やヒックス投手と比べてもほぼ変わらない球速ですね。

めちゃくちゃ速い!

これでまだ20才そこそこですから、マイケル・コペック投手も今後はかなり期待出来るでしょう。

しかし、マイケル・コペック投手にはちょっと危うい所があって、野球以外の所でかなり心配な面があります。

と言うのも、2015年に薬物の使用が発覚して50試合の出場停止を食らっています。

若さゆえの過ちだとは思いますが、こう言った才能ある選手が薬物で潰れてしまうのは非常に勿体無いです。当然、本人もその辺は分かっていてもう更生はしてるでしょう。

ただ、一度薬物の味を覚えるとなかなか抜け出せないと言いますから、忘れた頃にまた発覚なんて事にならないようにして貰いたいですね。

そして、マイケル・コペック投手もこのまま順調に伸びれば、確実に170キロを出せるポテンシャルはあるので、是非近いうちに出して欲しいと願います。

チャップマン&ヒックスとコペックは誰が先に170キロを出す?

2017年から再びヤンキースと5年契約をした、世界最速記録を持つアロルディス・チャップマン投手。

170キロを出すとしたら、年齢的にもここ1、2年が勝負所ではないでしょうか。

筋力的にも30才を超えたらそろそろ下降して行くと思うので、記録を狙うなら今年か来年くらいまでには170キロを出したい所です。

とは言え、チャップマン投手が169キロを出したのは2010年の22才の時ですから、それ以後は平均速度は160キロを超えてるものの、最近の最高球速は167キロ前後です。

そう思うと、チャップマン投手の球速の限界はやはり169キロだったのかな?と言う見方もできます。

もちろんこれから投球フォームの改良とかで、まだ球速が伸びる可能性もある為、170キロが出る可能性はゼロではありません。

しかし、今のところは若いジョーダン・ヒックス投手やマイケル・コペック投手の方が、勢いもあるので先に170キロに到達する可能性の方が高いのでは無いでしょうか。

また、ジョーダン・ヒックス投手とマイケル・コペック投手なら、最近安定して169キロを連発しているジョーダン・ヒックス投手の方が可能性が高いでしょう。

ただ、それだけのスピードを出すには腕にも相当な負担がかかってると思うので、ちょっとした油断が大きな怪我につながる事もあるだけに、誰が出すのかは予想はできません。

しかし、最近の投手のレベルの高さから考えると、ここ1、2年で再び世界最速記録が更新されるような気がします。

また、この3人以外にも優れた投手は他にもたくさんいるので、誰が出すにしろ次に世界最速記録が報じられるのは170キロ台です。

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終わりに

一昔前に比べたら、現在最速の169キロもあり得ない球速です。

一般人からすれば150キロでも十分過ぎるスピードボールなのに、そんな球を投げたり打ったりと、プロ野球選手って本当にすごい人達だと思います。

今後もプロ野球からは目が離せません!

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    コメント

    1. 渡辺敦貴 より:

      いや、ヒックスは???